求人に関する情報を発信していますが、本業はWEBサイトの制作です。
近年、問い合わせや相談で多いのが、「求人専用のサイト」を作りたいという内容です。
ありがとうございます。
100マンベリーになります。
そんな訳はなく、色々とヒアリングして求人専門サイト制作するかお話しさせていただいています。
求人専用のホームページが必要かどうかは、大きく分けて3パターンあります。
どのパターンが当てはまるかはこの記事を読んで判断してみてください。
ホームページはなぜ必要なのか
就職活動・転職活動において、『求職者の約9割はホームページを確認する』と言われている時代です。
もしあなたの会社に興味を持ったのであれば、詳しい情報を調べます。
その時にホームページがないとチーンです。
応募候補から除外されてしまう可能性が高くなってしまいますので、ホームページの制作は前向きに検討してください。
特に正社員を募集したいなら必須と言っても過言ではないレベルです。
ただ求人専用のホームページが、必ずしも必要かと聞かれると不要ですが、オフィシャルのホームページはマストです。
【パターン①】ホームページをもっていない場合
まずは求人専用ホームページ以前にオフィシャルサイトもない会社さんに説明します。
当然、コストがかかる話しなので、あなたの会社にあったホームページを検討してみましょう。
①名刺代わり程度のホームページ
「存在すればいい」という程度のホームページですね。
会社概要や事業内容、お問合せフォームくらいで構成し、必要最低限の情報だけを掲載
そんなホームページいらんって思うかもしれませんが、意外と要望あります。
銀行とか、取引先、顧客向けに「会社ありますよー。ちゃんと営業していますよー。安心してください。履いていますよー」的な感じで制作します。
信用的もので作るイメージです。
ただ求人用には不向きなホームページといえるでしょう。
デザインやページ構成は最低限のため制作費用は、5~20万円まで作れることが多いです。
②営業向けのホームページ(BtoB型orBtoC型)
これがホームページが一番多いホームページのカタチだと思います。
商品やサービス、強み、特徴、お客様の声、実績等をアピールすることで、効果反響を狙う営業型のホームページです。
求人より顧客・取引先を開拓ならこのホームページでOKです。
では求人には使えないのか聞かれたら、そうでもありません。
ひと昔前は、求職者はこのホームページから会社の特直や事業内容を確認して志望動機などを考えていた訳ですからね。
このタイプのホームページでも大丈夫ではありますが、、、
求職者には優しくない、と思います。
③求職者ファーストのホームページ
営業向けのホームページとは違う位置付けになります。
新規の顧客を開拓するわけでも、サービスや商品を売るといったわけでもなく、ただただ応募を獲得するためだけに特化した求人専用のホームページです。
会社の雰囲気が分かる写真や動画を掲載し、仕事内容や一日の流れ等をわかりやすく求職者向けに掲載します。
どれだけ企業のカラーを表現できるかが肝心になります。
制作費用は、30万円くらいから作れると思います。
ただ動画製作やカメラマン撮影、ページ数などによって金額はかなり高額になってくるので50~100万円くらいと考えた方がいいかなと・・・
ただ求人専用のホームページはびっくりするほど検索エンジンからダイレクトにアクセスを集めにくいです。
まず地域名と職種だけではヒットしません。
有名企業の求人サイトでも難しいです。
そのため求人専用のホームページは、あくまでも求職者へ働くイメージを持ってもらうための補強ツールという位置づけになります。
④営業もできて求人にも対応したハイブリッドホームページ
まだホームページをもっていない会社さんで、商品やサービスも売りたいし、求人も欲しいというのであれば、ハイブリッドホームページの一択です。
ハイブリッドといっても、②と③を合体させるイメージですw
求人専用のホームページが50~100万円くらいと書きましたが、このハイブリッド型で作っても同じくらいです。
ちなみに自由に求人掲載できる仕様にしておくことをおススメします。
なぜなら自社サイトで求人掲載ができれば、indeedにクローリング掲載できますので、『indeedから自社サイトへ訪問し応募』という方法が可能となります。
indeedのクローリング掲載で応募を獲得できれば、大手の求人媒体を使用せずに求職を集めることができる点が魅力的です。
【パターン②】ホームページはもっている(予算はない)
既存サイトに求人コンテンツを追加するパターンをおススメしています。
特に中小企業の社長さんと話していると、求人は欲しいけど「予算がない」、「あまりお金を掛けたくない」と言われます。
既存のホームページがしっかりしていれば、トップページの改修&2~3ページ追加すれば、求職者に訴求できます。
ホームページが古い、内容がしょぼい場合は、変に改修するより作り直した方がいいですね。
改修の際に可能であれば、自社サイトで求人の掲載が自由にできるプログラムも導入した方がいいです。
indeedにクローリング掲載できますので、『indeedから自社サイトへ訪問し応募』という流れが可能になります。
indeedから応募を獲得できれば、大手の求人媒体を使用しなくてもよくなります。
改修費ですが、10万~50万円くらいですかねー
他社で制作したホームページを改修する場合や、プログラム導入するかで値幅があります。
【パターン③】ホームページはもっている(予算がある)
ホームページ制作会社は、すでにホームページを持っている会社から求人のことを相談されたら、求人専用のホームページを提案します。
ただ上記でも書いたように既存サイトを改修して完結できるなら専用サイトは不要です。
予算もあって、ホームページとは違う角度から求人のアピールをしたいといった場合は、求人専用のホームページを制作会社さんに相談してみてください。
企業カラーをだしやすく、ページの構成やデザインなどすべてにおいて求人に特化できます。
SNSなどと連携すればブランディングもしやすいのでより訴求できます。
・職場の雰囲気
・就業時間、休み
・具体的な仕事内容や一日のスケジュール
・社長の想いや顔写真
・先輩スタッフのインタビューや働いている写真
・福利厚生や有給消化率
こういったことを掲載することで、「求職者が働くイメージ」を想像しやすくなります。
結果、応募につながるということです。
ちなみに自由に求人掲載できる仕様にしておくことをおススメします。
なぜなら自社サイトで求人掲載ができれば、indeedにクローリング掲載できますので、『indeedから自社サイトへ訪問し応募』という方法が可能となります。
制作に費用をかけても求人にかける費用を抑えられる可能性が十分にあります。
求人専用のホームページからの応募期待度について
注意!求人専用のホームページを作ったからといっても、応募がバンバンくるわけではありませんのでご注意ください。
御社が有名なら求人媒体を経由せずに、求人専用のホームページへ訪問し、応募につながる可能性はあるでしょう。
また求人専用のホームページはびっくりするほど検索エンジンからダイレクトにアクセスを集めにくいです。
まず地域名と職種だけでは、まずヒットしませんので、基本的な応募の流れは下記になります。
1.求人媒体から御社を知る
↓
2.御社を詳しく知るためにホームページを見る
↓
3.応募する
公式のホームページや求人媒体を介しての訪問となり、求職者へ働くイメージを持ってもらうための補強ツールという位置づけになります。
そのため求人媒体への掲載は停止してはいけません。
むしろホームページにたどり着く窓口は多いほうがいいです。
窓口が広いほど、多くの応募が集まります。
求人媒体の掲載にお金をかけたくないならindeed
「求人専用のホームページからの応募期待度について」を読んで、結局求人媒体をやめられへんやん!って思ったかも知れません。
自社サイトに求人掲載でき、indeedにクローリングされるようにするのであれば、一旦有料の求人媒体は停止して募集してみるのも1つです。
メイン求人媒体をindeed、求人BOX、エンゲージ等の検索エンジン型求人サイトにしてみてください。(予算に合わせた運用が可能)
有料求人媒体は急ぎの時、窓口を広げたい時にスポットとして利用すればいいかと思います。
基本は、『indeed+ホームページ』の組み合わせで応募は集められます。
※indeedから応募を集めるノウハウは必要
というのも実績があるから勧めています。
indeed+ホームページでの応募実績
看護師、保育士、ヘルパー、警備員、飲食スタッフ、事務員、営業等の募集で実績があります。
1つの会社で月間100件以上の応募があった案件などもあります。(複数施設があり、長期で募集掲載)
indeedだけ対策しても、そこそこ応募を集められますが、やはりホームページでもしっかり訴求できる方が応募率は上がっています。
さらに有料求人媒体もプラスするともっと応募が増えます。
ホームページだけで応募を集められるのか
求人重視の内容でホームページをつくり、indeedや他の求人媒体には掲載せずに求人を集めたクライアントの例もあります。
製造・工場系のお客様に多いのですが、求人のメインはハローワーク
ハローワークに求人を掲載し、求職者がホームページをみて応募してくるというパターンです。
ハローワークの求人票で内容ペラペラですからねw
結構反響あって公開後、3ヶ月で4件の応募があったという報告も
ハローワークメインのクライアントさんの場合は、募集の導線をヒアリングしてホームページだけでも応募がくるか考え提案しています。
まとめ
求人専用のホームページを制作するより、下記のパターンをおすすめします。
予算次第では、求人専用のホームページを検討する
どのパターンで制作・改修したとしても、自社サイトで求人掲載ができるプログラムは導入してください。
indeedにクローリング掲載できますので、『indeedから自社サイトへ訪問し応募』という方法が可能となります。
制作に費用をかけても求人にかける費用を抑えられる可能性も十分にあります。