大学名フィルター・学歴フィルターって??
選考基準に人種差別的な要素が含まれることダメですが、学歴で区別することは人種差別ではありません。
企業が選考業務のために使うというのであれば、それは自由な話しです。
『学力が高い=仕事ができる』というわけではないのは企業も知っていますが、大量の応募をさばかないといけないとなると、学歴フィルターをかけ、筆記試験で絞っていかないと採用が間に合いませんからね。
もちろん出身大学で選別するということは、フィルター外の大学出身者の優秀な人を切り捨てる可能性があるというリスクを負ってやっているわけですから、結果としては一長一短あります。
ただ大手企業は、新卒はフィルターで効率化して、優秀な人材は中途採用で確保みたいな考えが主流かもしれませんね。
もっというなら、高卒以上、大卒以上という条件があたり前のように存在しているのに、学歴フィルターなんてものが存在していない訳がありません。
学歴フィルターにひっかからないと…
エントリーシートが通過しやすい
インターンの選考において優遇されやすい
と言われています。
ただ最終的には高学歴のライバルたちと闘うわけで、就職が確約されているわけではないので結局は競争にはなります。
逆に学歴フィルターにひっかかってしまうと…
一番多いのは、エントリーシート落ちですね。
20社応募して、ほぼ書類で落ちている場合は学歴フィルターが発動している可能性ありです。
もちろんエントリーシートの内容がカスという、どうしようもない場合もあると思いますが…
企業規模によっては学歴フィルターは解除している
大企業・人気企業ほど学歴フィルターを採用していると思ってください。
もちろん全ての学生をしっかり選考している大企業もありますが、どうしても応募者が多い企業ほど何らかの基準をもうけているでしょう。
中小企業や人材が集まりにくい職種は、応募は集めることに重点をおいているため、いくつか基準をクリアしていれば問題ないです。
それでもFラン大学の学生と、難関大学の学生が最終選考に残った場合、難関大学出身者をほとんどの確率で採用します。
大学名フィルター・学歴フィルターで通過する大学
さっきから『学歴フィルター、学歴フィルター』と連呼していますが、一般的に下記の大学が学歴フィルター基準として挙げられています。
もちろん企業のマイルールみたいなものもあって、社長の出身校はフィルター除外などの例外もあります。
その他にも企業基準にはなりますが、下記の大学もフィルター除外として扱っている場合があります。
日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学
むしろフィルターを可視化してほしいのでは
「大学名フィルター・学歴フィルター」以外にも、性別フィルター、ルックスフィルター、年齢フィルター等も実在しています。
ここまでくると差別という声もあがると思いますが、社会の中では様々なランキングが存在し、判断の材料や基準となっているのは想像できるかと思います。
それなら可視化してくれた方が、志望する側も最初から可能性のありそうな企業に絞り込んで力を集中できるのでありがたい、というのが本心ではないでしょうか…
時間を掛けて渾身のエントリーシートを用意しても、学歴フィルターでハナからはじかれると知っているなら、その時間を可能性のある企業に傾けれれるし、企業も除外する手間が減っていいと思うのですがね。
双方に利益しかないように思うのですが、世の中がねーって感じですか。
学歴フィルターを乗り越える方法
よく企業の先輩の出身校一覧を掲載していますが、大企業でも人気企業でも上記の大学以外も表示されています。
これを見ると、学歴フィルターはないんじゃね!?って思いますよね
ということは、『学歴だけがすべてじゃない』となる選考があるということです。
ではどんな方法があるのかのしょうか??
先輩に話しを聞く
一流大学ではないけど就職している先輩に話しを聞いてみることです。
一般的な選考で入社したのか、インターンシップに参加したのか、それとも資格や経歴からアピールしたのか、何人かに話しができれば傾向はつかめます。
そこから次の一手を打つ方が打算的です。
資格や経歴でアピール
・ 一流大学ではないけど、実は帰国子女で英語は得意!TOEICは800点以上
・ 学生時代に働きたい企業にとって魅力的と思われる資格を取得している
・ スポーツでの輝かしい功績や努力談
要は、アピール点がしっかりあるということ
インターンシップを利用する
インターンシップがないところはどうしようもないですが、参加できるなら利用した方がいいですね
エントリーシートや面接だけでは判断できない部分をアピールできます。
人事は絶対に配属先にどんな子だったか確認します。
「明るくてコミュニケーション能力が高く、積極的な姿勢でとてもいい子やった」という評価なら、学歴フィルターをクリアできる可能性がグッとあがること間違いなし!
学歴も大事ですが、人間力が高い人の方がどんな業界・職種でも重宝されます。
それに海の物とも山の物ともつかない人物を採用する訳ですから、実際に一緒に働いてみて評価したいと思うのは採用側としては当然のこと
学歴に自信のない人ほど、積極的にインターンシップを活用して自分をアピールするべき!!
エージェントサービスを使う
一番手っ取り早いのは、新卒向けのエージェントサービスを利用することです。
もちろん学歴フィルターも把握しているので、はっきりと高嶺は除外してくれます。
その他におすすめの企業を紹介してくれたり、採用されるポイントやアドバイスをしてくれます。
特にエントリーシートの添削、模擬面接をおこなってくれるのは心強いです。
就活が不安って方は、積極的に利用するといいと思います。
しかも無料で利用できます。