このサイトでは、indeed(インディード)を利用して応募を集める方法を模索し実践しています。
約5年くらいindeedを利用し多くの求人を集め、企業様の求人コストの削減に成功
ちなみに本業は人材ビジネスではなく、WEB制作がメインです。
indeedからそれなりに応募を集めれるようになったので、インプットしたことをアウトプットしていこうと思います。
企業さんと話していると、どこ行っても人手不足で「人」が欲しいとのこと
特に中小企業では、慢性的な人材不足に悩んでいる企業さんも多々あります。
業績が安定している企業さんなんて「新規受注よりも人材」って言うくらいですw
でもリクルート、マイナビとかに掲載しても費用対効果が悪いから頼みたくないとのこと
そこで無料で求人を掲載できるindeedを提案しています。
結果、安い費用で求人を集められています。
- indeedに求人を掲載しようと検討している方
- indeedがどんなものか分かっていない方
- indeedに求人を出しても効果がない方
に向けて解説していますので『indeedに興味がある方』は参考にしてみてください。
『indeed』ってなに?
まぁー簡単に言えば、メガ求人ポータルサイトです。
求人を出したい企業・会社・個人事業主が無料で求人を掲載できます。
でもそれだけだったら普通にありそうですよね。
indeedがすごいところは・・・
インターネット上にある求人情報をすべて集めてしまっているとこです。
企業のウェブサイトに掲載されている求人情報も、求人ポータルサイトに掲載されている何百万もの求人もすべてindeedのサイト内に集めて掲載しているところです。(※1)
もはや『求人に特化した検索エンジン』です。
(※1)昔は勝手にindeedに求人が表示されていましたが、現在はインターネットにある求人が手当たり次第に掲載されている訳ではありません。
indeedが出現するまでは、求人募集するには、自社で求人サイトを作るか、どこかの求人会社と契約して求人を掲載していました。
(もちろんこの方法は現在も主流ではある)
・リクルートなら、リクナビやタウンワーク
・パーソルキャリアなら、doda
・マイナビなら、マイナビ
こんな感じで、どこかの求人会社と契約して、その会社が運営するサイトに掲載してもらいます。
ただこれだと、契約した会社のサイトにしか掲載されない点がデメリットです。。
多くの求職者さんに求人募集を見てもらいたい!でも費用の面で複数の会社と契約するのは難しいという事情があります。
求職者にとっても、いろいろなサイトを見にいって探さないといけないので意外と手間なんですよね。
しかも段々、使うサイトをしぼり、自分が使いやすいサイトだけを使ってしまいます。
そんな企業と求職者が不便と感じる部分や手間を省略したのがindeed
インターネットに出ている求人を、じぇーーんぶindeedのサイトに掲載し、企業と求職者の悩みを解決してしまったのです。
さらに大手の求人サイトに求人掲載をしなくても、自社サイトがなくても、直接indeedへ求人を出せるようにしてあげました。
しかも、indeedへの掲載は無料という破格の条件にしたのです。
その結果、超メガ求人ポータルサイトとなったわけです。
求人界の常識をとっぱらってしまったんですよ。
indeedの特徴
もう少し詳しくindeedを紹介すると…
実際、世界60か国以上、28言語でサービスを展開し、全世界GDPの約94%をカバーしています。
今や世界中が求人はindeedと言っても過言ではない状況です。。
圧倒的な知名度
世界No.1の求人検索エンジンは、誰もが知っている求人サイトです。
クライアントと求人の話しをしていると必ずと言っていいほど、求人といえば『indeed』があがります。
もはや田舎の町工場の社長でも知っています。
ただ使い方や運用方法が分かってないというのが現状ですw
indeedのサイト露出度が半端ない
indeedの月間の訪問者数は4,000万以上(indeedの担当者からのメールに記載)
ここまで多い理由は、圧倒的な検索ヒット率にあります。
インターネット検索で、求人を探しているわけではないのに、indeedがヒットしているということが多々あると思います。
そう!キーワードヒット率がやばいんです。
世界No.1の求人検索エンジンと言われる理由も納得です。
高い応募率
リクナビやマイナビなどと併用して使ってみた感想としては、遜色ないです。
そうなると有料求人サイトで募集するより格段に安く済みます。
ただindeedを利用してみて、業種や募集内容、雇用形態によっては、やはり大手の求人サイト・人材紹介・人材派遣の方が有利な求人もあります。
決まったプランがなく、予算設定が自由
こんなにすごいのに、indeedは無料で求人を掲載できます。
indeedでアカウント作って、直接投稿で求人募集記事を作れば誰でも30分くらいで求人掲載できます。
ただ無料で掲載できますが、応募がバンバンくるという訳ではないのでご注意を!
→ indeeの掲載方法は「直接投稿、クローリング投稿、求人サイト連動投稿」。効果が一番高い方法はどれ?
indeedに求人掲載する方法
それでは実際にindeedに求人を掲載するにはどうしたらいいのでしょうか。
掲載方法は大きく分けて、『直接投稿』と『クローリング投稿』の2つの方法があります。
どちらの方法も無料掲載・有料掲載(クリック課金型)を選べます。
直接掲載
indeedのアカウント取得し、フォーマットにそって情報を記載する方法
非常にオーソドックスな方法で、文字だけのシンプルな掲載が可能です。
ただしindeedに掲載されるように、条件を満たす必要があります。
クローリング掲載
求人媒体(リクナビやDoda)に掲載した求人や、自社で作成した求人サイトをindeedへ連携(クローリング)し掲載する方法です。
ただしindeedに掲載されるように、条件を満たす必要があります。直接掲載より複雑
直接掲載のような文字だけのシンプルな投稿ではなく、写真や項目を細かく分類して掲載できるため『訴求力が高い募集』が可能となります。
自社サイトに求人掲載して、indeedへクローリングすれば、求人情報の変更や掲載期間をいつでもコントロールできるため、スピーディーに費用も安価に抑えることができます。
ただしクローリングは誰でも出来るわけではなく知識が必要となります。
求人を無料掲載するか、有料掲載するか選択可能
直接投稿もクローリング投稿も共通して、有料オプションを設定できます。
有料(スポンサー)は上位に掲載されやすいため、クリック数が増え、求職者に見てもらえる可能性が高まります。
クリック数は無料の5倍とも言われていますが、今までの経験上、絶対に応募がくるわけではく、有料掲載してもまったく効果がないなんてこともあります。
私はいかに無料で応募を集めるかにしか興味がありませんw
応募はどれくらいあるのか
2020年くらいまでなら無料+クローリング掲載で月100件(※1)くらいの応募がありました。
(※1)大阪で10施設くらい展開している会社さんの看護師募集の実績あり
最近は運用ノウハウを駆使しても無料では露出させるのが難しくなってきている感じはします。
特に、美容師とか歯科衛生士とか職種によっては激ムズですね。
だからといって、お金(スポンサーで掲載)を掛ければ、応募がくるって訳ではないです…
もちろん確実に応募が増やす方法はありますが・・・
→ 応募がない企業さん必見!応募はこうすれば必ず来ます!!
はっきり言って、応募があるかないかは、『求人内容次第』です。
今でもほぼ毎日1,2件くらい応募がある求人もあります。
逆に応募がないと、半年に1件とかの割合です。
indeedのデメリット
ここまではindeedのすごいところ、メリット的な部分を書きましたが、もちろんデメリット部分もあるので、そちらも確認しておいてください。
準備や管理、運用の手間が必要
リクルートやマイナビのような媒体や、人材紹介など使えば、担当者が取材に来てくれ、ある程度内容を伝えればベースを用意してくれると思います。
あとはベースをブラッシュアップしていけば、求人募集が開始でき、運用もそれなりにしてくれます。
ですが、直接投稿でindeedを利用する場合は、自社で用意しなければいけません。
クローリング方式や、過去にどこかの媒体で掲載した求人があればそこまで手間でありませんが、どうしても自分で用意するとなると億劫です。
その他にも管理や運用などしないといけないので、どうしてもアウトソーシングする方がいいように思ってしまうかもしれません。
あとindeedの掲載基準に合った求人内容である必要があります。
求人の露出度が低い&あいまい
よく無料で運用すると求人が埋もれてしまって、表示されないという意見を見かけますが、運用テクニックでこの問題はある程度クリアできます。
問題は、「有料でスポンサー求人」を出した場合にあると思います。
例えば、渋谷区の美容室がスポンサー枠で求人を掲載したとします。
この場合、indeedで「渋谷区と美容師」と検索した場合、求人がヒットするはずなのですが、なぜかヒットしないケースがあります。
むしろ港区や新宿区などの求人が表示され、せっかくスポンサーで掲載したのに、表示されていない場合がよくあります。
それに求職者からしても、渋谷で働きたいのに他の地域の求人が表示されて邪魔でしかありません。
非公開求人を扱えない
非公開のためindeedには掲載されませんが、リクルートなどの求人サイトでは非公開求人というものがあります。
非公開求人は、差別化したい求人であり、限定した人材が欲しい時や媒体元が戦略的に使っています。
indeedでは、ログインしなけば閲覧できない求人は連動できません。
すべての人にオープンである必要があります。
そのため値打ちをこいた求人募集はできませんw
→非公開求人ってどういう時に使うの?非公開で求人を出したら応募あるの?
indeedのデメリットをメリットに
デメリットに露出度が低いことを上げましたが、運用テクニックでカバーできます。
SEO対策というものです。
冒頭にもあげましたが、indeedは求人界の検索エンジンです。
検索エンジンということは、SEO対策が通用します。
また有料のスポンサー枠もGoogleやYahooのようにスポンサーが上部と下部に固定されるわけではないため、SEO対策を駆使した無料掲載でも十分にたたかえます。
それゆえにスポンサーで有料掲載する必要性を感じませんw
ちなみにindeedは広告を優先的に表示させるより、求職者が求める情報を的確に表示させるようユーザーファーストを重視しています。
まとめ
indeedは、他の媒体と比べて費用を極力かけずに求人掲載ができる媒体です。
特にバイト・パートの未経験でもOKとか、学歴不問で給料高めなら全然応募を集めれます。
ただ急募や数多く採用したい、専門的な職種の募集などは、色々な媒体と併用して利用するのがベタではあります。